絵画の上手な買い方
お店での上手な買い方
絵を買いなれている人はあまり多くありません。特にこのサイトを御覧になる方はそうでしょう。
買いなれていない絵を上手に買うための具体的なアドバイスです。
店の選び方
絵を売っている店というと「画廊」がまず浮かびます。
画廊にも「絵を売る」ことが本業の画廊と「個展などに場所を貸す」画廊とがあります。
絵を売るのが本業の画廊は、馴染みのない人には敷居が高いお店です。一概には言えませんが、インテリアアートとして絵を買おうというには適当でない場合が多いといえます。
デパートでも「美術品としての絵画」と「インテリアアートとしての絵画」は売り場が別です。
「インテリアアートとしての絵画」が買える店(売り場)の代表的な特徴を挙げてみます。
*全ての絵に値段が明記されている。
*1万円以下の絵もある。
*所狭しといっぱい飾ってある。
*飾りきれないストックも見られるようになっていることが多い。
*額縁や写真立てなど関連商品も売っている。
このような店は気軽に入れます。

絵画購入までの具体的アクション
先に 絵画選びのポイント で絵画選びの基準のようなことを述べましたが、その先の具体的な行動についてひとつの方法をご説明します。
もっとも、絵を選ぶ行動というのは多分に情緒的、直感的なものが働くことなので人によって全く違う行動もあるのは当然です。
また、これは特定の場所に飾るための絵を探すときのもので、コレクションとして絵画を購入する場合は別です。

(1) 絵を飾りたいと思ったら、飾りたい場所の前でどんな絵を飾ろうかと思い描いてみて下さい。
(2) 絵の店には積極的に入って、イメージした絵に近いものがないかと探してみて下さい。
(3) 同時に、イメージしていたのと違う絵についても、それを予定の場所に飾ったところをイメージしてみて下さい。
そうやって飾ったところをイメージしてみると、思わぬ絵に出合って「意外とこれイイカモ!」という気になる場合があります。
(4) 気に入った絵に出合っても直ぐには買わないで、
(5) 家に帰ってから、気に止まった絵を思い出しながら「あの絵をここに飾ったところ」をイメージして下さい。
(6) 「あの絵をここに飾りたい!」と強く思ったら直ぐにお店へ。そう思えなければ見送って(2)から繰り返します。
(7) (4)~(6)の間はなるべく速やかに行って下さい。あなたが気に入った絵は他にも気に入る人が現われます。売れてしまわないうちに、早くゲットして下さい。
最終的に購入の決断に至るまで、何度も何度もいろいろな絵を見ては思案することを繰り返す場合もあれば、一発で気に入って買ってしまうこともあるものです。
上手な買い方のポイントはお店とのコミュニケーション
前項で述べたように、絵を買う前に何度も店を訪ねることもあります。
買わずに帰っても、決して店に気兼ねすることはありません。店では「そのうちに買ってくれることもある。」という程度に考えています。
特に、何度も来る人ほど買う可能性が高くなるので、「いつも買わずに帰る人」を迷惑と思うことは決してありません。
そしてポイントは、飾ってある絵を見ていくだけでなく、「他にこんな絵は無いですか」と自分がイメージしている絵について話してみることです。

店では手持ちの絵を全て飾ることができません。目先を変えるために交換して仕舞っている絵もあります。文字通り「取って置きの絵」を仕舞っている場合もあります。
希望のイメージを伝えると、「これはどうですか」といって結構次々出てくることがあります。
飾ってある絵だけでなく在庫の絵も見られるようになっていても、探すのが大変です。希望を伝えると、沢山の在庫の中から的確に選んで見せてくれます。
次に寄ったときに「こんなのが入りましたよ」と教えてくれる場合もあります。
「何かを探している雰囲気」を感じてお店の人から声を掛けることもありますが、自由に見てもらうために声を掛けることを控えていることが多いものです。自分の方から話しかけるのが上手な買い方のポイントです。
有名作家の版画など、少し高価なものを買うつもりなら特に、仕舞ってある「取って置きの絵」まで見せてもらうことです。
